6月第4週の今週末にオススメ。アマプラ配信無料映画5選。グッドマンにキッドマン、ストリープと名優の誕生日他。

サスペンス

今週末はどんな映画を観ますか?

忙しい仕事も終わり、ホッとしたい週末。
みなさんはどんな映画を観て過ごしますか?

『観る映画は決まってないよ』
『沢山ありすぎて、どれを観たら良いのか分からないよ』
『せっかくの週末にハズレ映画は観たくないな』

この記事ではそんなアマプラ難民の方に向けて
年間200本以上の映画を楽しんでいる私スナップが、
今週末におススメのアマプラで無料で観られる映画を5本紹介する内容となっております。
貴重な週末だからこそ、映画でも観て贅沢な時間を過ごしませんか?
注意:2023年6月23日現在の無料配信映画になりますのでご了承ください。

今週のお誕生日さんより3選

ジョン・グッドマン

6/20日は私が大好きな俳優の一人である、ジョン・グッドマンの誕生日です。

John Goodman
wikipedia

1952年生れと言うことで、71歳になりますね。

皆さんは観ましたか?『ビッグ・リボウスキ』でのウォルター役の人ですよ。
私の映画史の中でも最高に好きなキャラです。

コーエン兄弟作品に多数出演しており、癖のある役どころを巧く演じて、
見ていると知らず知らずのうちに
‟愛しき変人”(最高に褒めてますよ)
になってしまうのは彼の魅力の一つではないでしょうか

現在アマプラで彼を観られるのは『夢を生きた男/ベーブ』『オールウェイズ』『10クローバーフィールドレーン』辺りですが、
今週は、私のおススメ‟愛しき変人”を堪能できる『10クローバーフィールドレーン』を紹介します。

作品情報

交通事故から目を覚ました場所は地下室。
足に鎖をかけられ監禁状態。
そこにあらわれた怪しげな巨漢男ジョン・グッドマン。
「地上は何者かに攻撃され、有害物質に汚染されている」
「お前を助けたから感謝しろ」
ジョン・グッドマンを信じるか信じないかはあなた次第。

監督:ダン・トラクテンバーグ『プレデター:ザ・プレイ』
              『ザ・ボーイズ』(アマプラドラマ)
出演:ジョン・グッドマン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・ギャラガー・Jr

2016年公開 アメリカ映画 上映時間103

感想≪ネタバレなし≫

ジョン・グッドマン最高の映画の一つですね。
ホント、‟愛しき変人”でした。

信用していいのかどうか。
ジョン・グッドマンの一つ一つの言動に
『信じていいのかな』『いや、やっぱこの人ちょっとおかしい』
って、観てるこっちの気持ちをもてあそんでるようで、気が抜けず、映画に集中しっぱなしです。

どうなっちゃうのこれ⁉的なラストまで楽しめますよ。

シチュエーションものが好きな方、心理サスペンスものが好きな方、ジョン・グッドマンが好きな方には特におススメです。

ニコール・キッドマン

こちらも同じく‟マン”繋がりですが、6/20はニコール・キッドマンの誕生日でしたね。

Nicole Kidmanwikipedia

1967年生れと言うことで、今年で56歳です。
『トム・クルーズの元妻』『強い女性』
そんなイメージですが、皆さんはどうですか?

出演作は50作を超える大女優さんで
『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞主演女優賞を受賞してますね。
近年ではTVドラマにも出演され『ビッグ・リトル・ライズ』ではエミー賞他多数の賞を受賞してます。
(とても楽しめる作品でしたよ。伏線回収サスペンスが好きな方には特におススメです)

また、慈善活動にも積極的で
「さまざまな問題を解決して、人々の命を救おうと努めることが、自分の映画のキャリアを積むことよりもはるかに重要だと感じています。
これまで私は、たくさんのものを与えられてきました。
ですから、そのお返しをすることが、自分の義務だと思っています。」
とも発言されております。
東日本大震災ではチャリティーTシャツのデザインもされたそうですよ。

と言うことで、今回はアマプラで観られる作品より、
珍しく⁉ホラー映画に出演した『アザーズ』を紹介します。

作品情報

光アレルギーの2人の子供を持つ、母親ニコール・キッドマン。
異常なまでに光を怖れ、使用人に厳しく当たるニコール・キッドマン。
執拗に屋敷にこだわるニコール・キッドマン。
何かがおかしい…
おかしいのはニコール・キッドマン?
それとも…

監督:アレハンドロ・アメナーバル『オープン・ユア・アイズ』
出演:ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラナガン、クリストファー・エクルストン

2001年公開 スペイン、フランス、アメリカ映画 上映時間104

感想≪ネタバレなし≫

良き母親から徐々に変貌していくニコール・キッドマンの演技に魅了されますね。
次々と起こる説明のつかない不思議な出来事がラストで見事に回収され
『あ~なるほどね』って思って
明かされる衝撃の事実で、より一層の恐怖を体験できる作品でしたね。

サスペンス映画みたいに、ラストを知ったうえでもう一度、答え合わせ的に見直すのも面白いかもしれません。

『シックスセンス』『ハイド・アンド・シーク』辺りが好きな方には特におススメです。

メリル・ストリープ

6/22はメリル・ストリープさんの誕生日でした。

Meryl Streep
wikipedia

1949年生れと言うことで、今年で74歳ですね。
『プラダを着た悪魔』の印象が強いせいか、ニコール・キッドマン同様『強い女性』
のイメージがありますが
『アカデミー賞3度受賞』『最多ノミネート』
とまさしく最強の女優さんですね。

ちなみに、名前のストリープは先祖がアメリカに移住する際に名前の下に線を引いたこと(ストライプ)に由来するそうで、そこから訛ってストリープとなったそうですよ。

現在、アマプラでは『ソフィーの選択』『愛と悲しみの果て』『ペンタゴンズ・ペーパー』が無料で観られます。
今回はアカデミー賞主演女優賞に輝いたヒューマンドラマ『ソフィーの選択』を紹介します。

作品紹介

田舎から都会に出てきた小説家志望の青年スティンゴ。
都会をエンジョイするソフィーとネイサンのカップル。
3人は良き友人として過ごしていたが、ある事件をきっかけにソフィーの壮絶な過去が明らかに…

監督:アラン・J・パクラ『大統領の陰謀』『ペリカン文書』
出演:メリル・ストリープ、ケヴィン・クライン、ピーター・マクニコル

1983年日本公開 アメリカ映画 上映時間150
(⇩英語版しかなかったです)

感想≪ネタバレなし≫

ヘヴィですね。
冒頭での『都会のカップルと仲良くなって、リア充満喫♪』
からの『ソフィー衝撃カミングアウト』でトンデモ展開から涙と絶望の究極の選択。

おススメしておいてなんですが、皆さん、心して鑑賞してください。
『チョット気軽に観ようかな』なんて思っていると確実にヤラれます。

あなたの映画史に残る心の1本になる可能性を秘めた作品と思いますので、
是非、心に余裕がある時にじっくりと鑑賞してください。
鑑賞には、拙い英語、訛のあるドイツ語やポーランド語を操るメリルストリープも見所ですので字幕版がオススメですよ。

今週の記念日より2選

夏至

6/21は夏至でしたね。
1年で一番昼間が長い日(北半球の場合)。
のはずですが、ここ日本では梅雨入り真っただ中のため、日照時間は短い気がしますね。

と言うことで、夏至の日を題材にしたホラー映画『ミッドサマー』を紹介します。

作品情報

家族の不幸から気分を変えようと、大学仲間とスウェーデンの田舎で行われる夏至の祝祭に参加したダニー。
優雅な大自然をバックに、純白衣装と花冠で、頭の中もお花畑状態のメルヘン気分が一転、
にこやかに笑う村人とは裏腹なショッキングシーン満載。
これはホラーなのか?ただの異文化交流なのか?

監督:アリ・アスター『ヘレディタリー/継承』
出演:フローレンス・ピュー『ファイティング・ファミリー』『ブラック・ウィドウ』
   ジャック・レイナー、ウィル・ポールター

2020年日本公開 アメリカ、スウェーデン映画 上映時間147

感想≪ネタバレなし≫

常識と非常識の境目って何だろうって考えてしまいましたね。

以前、日本のとある地方でイルカを食していたことが海外メディアで報じられ、
野蛮人扱いの酷いバッシングを受けていたのを思い出しました。
私達が好んで食べる『牛』もNGな宗教もありますし、アジア圏では食用『犬』もいたようです。
文化の違いと言うことで理解していることは沢山ありますし、国内でも『関東』と『関西』の違いだったり、もっと身近だと、『うちの家族』と『よその家族』でも違いがありますよね。

その‟違い”をどこまで許容できるかが試される映画かと思います。
おそらく大半の方にとっては『おぞましいホラー』ですが、
もしかしたら『異文化とのファーストコンタクトもの』と感じる方もいらっしゃるかも。

ホラー好きはもちろん、宗教に関心のある方にもおススメです

オリンピックデー

6/23日はオリンピックデーだそうです。
1894年の今日、パリで国際オリンピック委員会(IOC)が設立されたことに由来しております。
IOCと聞くと、バッ〇会長のボッタくりや誘致に際しての賄賂疑惑があったりして、あまり良いイメージはないですが、皆さんはどうですかね?

今回はオリンピックにちなんだ映画として『ミュンヘン』を紹介します。

作品情報

1972年のミュンヘンオリンピックで起きた実話のテロ事件を基にした作品。
平和の祭典であるはずのオリンピックに、イスラエルとパレスチナの民族紛争を持ち込み、世界的な報復合戦に発展する様子を、一人の暗殺者の視点から描いた、重厚なスパイ・サスペンス映画。

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:エリック・バナ、ダニエル・クレイグ

2006年日本公開 アメリカ映画 上映時間164

感想≪ネタバレなし≫

『国のため』『家族のため』、あるいは『お金のため』
当事者は皆、それぞれに信じた‟正義”のために命をかけ、命を奪う。
憎しみの連鎖は途切れることなく、消しても、消しても、次から次へとより強力な後任者が現れる。
紛争が無くならない理由を見せつけられた感じでしたね。

見どころの一つは、スパイを演じたエリック・バナの演技ですね。

エリック・バナ Eric Bana
wikipedia

家族と過ごす幸せな表情から緊迫の暗殺シーン、そして終盤での焦燥しきった顔。
感情がヒシヒシと伝わってきて素晴らしかったですよ。

監督がスティーブン・スピルバーグだけあって、作品の完成度はかなり高いので、違和感なく作品に没頭できますね。

民族紛争、社会問題に興味がある方。
『アメリカンスナイパー』が好きな方には特におススメです。

終わりに

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今回は今週末にアマプラで観たい映画として5本紹介させて頂きました。
サスペンス3本、ホラー2本と少々重めの作品になりましたが、
ドンヨリした空模様にはあってるかも⁉

今回ご紹介した作品で
『観たいな』『ちょっと気になる』『面白そう』
と思っていただければ幸いです。

それでは、映画の感想など何かありましたらお気軽に『お問い合わせ』して下さい。

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